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第221話 レッドリスト
「歴史に罪はつきものだ。人が生まれながらに背負う罪オリジナルシン原罪。それに七つの大罪」 九久津がそういった…
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第220話 双頭の蛇
「とりあえず蛇は二匹いるかもしれないってことを共通認識としましょう。いいかしら?」 「いいですよ。さっきまで…
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第219話 退治レベル
「繰さん。繰さんのスマホの中にはぬらりひょんの脳としか書かれていなかったんですけどぬらりひょんの具体的な脳の重…
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第218話 天才脳
「繰さん。俺はさっき上級アヤカシ以上の何者かっていいましたけど。上級アヤカシはある一定値を超えたアヤカシの総称…
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第217話 アインシュタイン
「まるでアインシュタインね」 社さんの儚げながらも、か細い声が混ざった。 アインシュタイン? なぜ? 共…
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第216話 排他的上級固有種 ぬらりひょん
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「排他的上級固有種ぬらりひょん」の脳の一部と判明。…
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第215話 後遺症(アフターエフェクト)
寄白さんはもとのサイズに戻った十字架のイヤリングを手にしながら、さらに九久津との距離を縮めて顔を険しくした。 …
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第214話 残忌(ざんき)
九久津はモナリザの額縁に両手をかけて持ち上げるようにして壁から外した。 絵画の表面をながめながら上から下へと…
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第213話 怪訝(けげん)
静まり返った四階には俺らの息使いだけが響いている。 そこに遅れてピアノの低音が合わさってきた。 あのピアノ…
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第212話 連携プレー
{{ツインクル}} 寄白さんは俺よりも早く行動していた。 まあ当然か、俺とは反応の速度も経験数も違う。 …