【公式】異能者たちの苦悩-連載小説-

　ちょっと前に寄白さんとエネミーが戻ってきた。 　校長はすこし離れたところで書類の整理をしている。 　俺はその…

六角市市役所にある第七会議室で六角市教育委員長の升と六角第二高校の校長 　五味のふたりが並び立っていた。 　 …

　「でも、おかしいな。グリムリーパーの一件だけでアニメトロンの株ってこんなに下がるかな？」 　それは俺も思って…

　「同業種の有名アニメに関するアイアール、織り込み済み、アメリカってそれはいったいなんですか？」 　「例えばワ…

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ 　・1300番台「水産・農業」 　・1500…

　「山田。職員さん用のトイレを借りられることになったぞ」　 　「でしゅ」 　「ああ、美子、任せっきりでごめんね…

　俺たちはそういう大企業に囲まれて暮らしてるってことか。　 　「そうね～」 　校長はひとり呟きながらスマホの画…

俺たちは『専用駐車場』の横の自販機が三台並んだ建物を通りすぎ株式会社ヨリシロ系列の証券会社の建物の前まで移動し…

　七不思議制作委員会のときに山田が自分のことを――この学校の重要人物だ。覚えておくといい!!って言ってたあれは…

　「す、すみせん。あのうちの生徒がなにか問題でも起こしましたか？」 　毎日聞いている甲高い声の人が検美石さん向…