-
第268話 シリアルキラーのデスマスク
俺は今寄白さんに名前だけは聞いたことがあったけど、その他のことは詳しく知らなかったシリアルキラーのデスマスク…
-
第267話 朝の四階
さらに踏み込んだ話になりそうだったから俺と寄白さんはとある場所に移動することにした。 廊下から引き返してL…
-
第266話 妖精
山田は両手いっぱいにくしゃくしゃの『保健だより』を抱えて満面の笑顔で教室に戻っていった。 寄白さんはそんな…
-
第265話 アレンジャーズ
まあ、それは良いとしてこの状況はなんなんだ? 寄白さんの「お便り」でこんなになびいてしまう山田よ、おまえは小…
-
第264話 ミッション
俺は今理由はわからないけど、なぜだか寄白さんとふたり「六角第一高校いちこう」廊下の二階の角に潜んでいる。 …
-
第263話 バタフライ・エフェクト
――鷹司官房長官。米国雇用統計べいこくこようとうけいの発表でNYニューヨークダウは385ドル下がりましたが?…
-
第262話 早起き
ああ、やっぱ朝は眠てーな。 しかも今日は寄白さんに呼び出されてるからとくに熟睡ねれなかった。 部屋のカーテ…
-
第261話 禁断の黙示録 ―青い五角形―
参加者たちはひとつの円卓テーブルに八人ほどで座っている。 子どもが隠れ場所に選びそうな白いテーブクロスの上…
-
第260話 禁断の黙示録 ―叙勲式(じょくんしき)―
のちに三大災害魔障と呼ばれる『ノストラダムスの大予言』は犠牲者ゼロという形で幕を降ろした。 それは稀な事象と…
-
第259話 禁断の黙示録 ―死針(ししん)―
ツソンは大きなひとつ岩に腰をかけ足を組んでいる。 客人の一条をもてなすにしてはまるで敬意はない、かといって…